Creative Jam行ってきた!

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クリエイティブツールでお馴染みのAdobe(アドビ)のイベントに行ってきました。

その名も『Adobe Creative Jam(アドビ クリエイティブ ジャム)』。

選ばれしクリエイター達が3時間の制限時間内にテーマに沿った画像や動画の作品を作るイベント。

「クリエイターの人たちはどうやって作品を作っているのか」僕はとても興味があったので参考になりました。

どんなイベントなのかは紹介動画があるのでこちらをご覧ください▼

こんな感じでクリエイター達が一生懸命考えて作品を作るコンペのようなイベントです。

クリエイティブ集団やサウンドクリエイターの人たちによるトークセッションもあり、いろんな角度からクリエイティブな意見を聞くことができました。

外国の方もちらほらいました。

と、その話に入る前に、僕が会場の雰囲気を撮影してきたので、写真貼っておきます。

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会場のフロア

いかにもクリエイターっぽい人たちがいっぱい!

 

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ドリンクも料理もタダ!

会場がレッドブルスペースという場所だったので、レッドブルも飲み放題でした。

太っ腹!

 

クリエイターのトークセッション聞いた

トークを聞いたのはデザイナー、フォトグラファー、映像クリエイター、サウンドクリエイターの4組でした。

今思えば、音、写真、映像、デザインといろんな角度からお話を聞けましたね。

デザイナーの太刀川瑛弼さんがおっしゃっていた印象に残ったこと。

「形は”作る”ものではなく、”見つける”もの」

「ツールは使っていると、やがて形が作れるようになってくるんだけど、そのツールっぽい形を作るようになってしまう」

…ふむ、ふむ。

ここで言うツールとはAdobe(アドビ)のPhotoshopとかのソフトなどを指していると思うけど、なんにせよツールはあくまビジョンを表現するための手段なわけで、ツールの機能などで表現できることにとらわれて、ツールなりの表現になってしまわないように注意しよう、と思ったし解釈した。

これは『手段と目的』の話になるけれど、目的を最重要視するべきで、手段であるツールで余計なことはしないようにしよう、てなことを思った。

 

またアイデアの出し方について。

「名前を外してみる」

これはおもしろい考え方だなって思いましたね。

『電球』が”でんきゅう”という言葉をなくしたら、それはいったいなんなんだろう?みたいなことだ。

名前があると、パッと頭に浮かんでそれで終わりだけど、名前を外すことで「それがなんなのか?」考えることになる。

たとえば、僕が『電球』という単語を知らなくて誰かに伝えようとしたならば、「電気を使って明かりを照らす物」とか言って表現する。

この「電気を使って明かりを照らす物」が『電球』の用途や意味であるので、「じゃあそれは『電照(でんしょう)』でもいいんじゃないか?」とか考えたりして。

さらに『電照』という概念ならどんな製品になるだろうか?みたいに考えを巡らせていけば、おのずとこれまでなかったアイデアにたどり着くかもしれない。

名前を外してみることで、その物の素材や仕組みを改めて考え、新しい発想につながるんだと思う。

これは概念的なことを考えるきっかけになる発想法なので、今の僕にとってかなりピン!ときた言葉だった。パソコンのメイン画面に表示させといて、頭に落とし込みたい言葉だ。

 

 

次に映像クリエイター集団のTYMOTE(ティモテ)の方々のパート。


3名の方がお話ししてくれましたが、組織に所属しながらも個人で各々活動していたりと柔軟にみなさん活動されているんだな、といった印象だった。

みんな自分の興味があることに進んで、いろいろなスキルを身につけていった感じだった。

GPSを自転車につけてアルファベットの文字になるように周り、A〜Zの文字を作りそれをフォントに落とし込んだ、話しが面白かったな。

こんな実験的なチャレンジをしながら食っていけるのもすごいなーなんて思った。

 

サウンドクリエイターのYosi Horikawa(ヨシ ホリカワ)さんはレッドブルの缶を使って、音を収録し、その場で曲を作る過程を披露してくれました▼


Yosi Horikawa(ヨシ ホリカワ)さんの曲を僕は前に買っていて知っていたので、今回目の前で観れて興奮しました。

クリエイターの制作過程を身の前で観れるってかなり貴重な体験でした。

 

ちょっとYosi Horikawa(ヨシ ホリカワ)さんを紹介しておくと、自然や物の音を収集して音楽を作っている方です▼

僕はこのブログでちょこちょこ音楽を紹介していますが、こうしたサウンドに特化した音楽が大好きであります。

クリエイターがソフトを操作しているの見れるなんて感激。

 

 

クリエイティブって楽しいよね!でも食っていくの大変そうだよね

と言った感じで、たくさんのクリエイターが集まる『Adobe Creative Jam(アドビ クリエイティブ ジャム)』に行ってきました。

前に行ったYouTubeスペースでも動画クリエイターに向けた講座やパーティーを開いていましたが、こうしたイベントに行ってみて、やっぱり交流するのって大切だなって感じます。

ネットだけで見てる交流だと、本物の空気とか全然わからないし、どんな人たちなのかニュアンスがつかめない。

だから知らない業界や興味のあることに関して、学びたいことがあるならこうしたイベントに行ってみるのが一番だな、と思います。

クリエイターの人がどんな行動、どんな発言、どんな思考をするのかその場で感じることで、自分にとってのヒントが見つかる感じがする。

そして今回のイベントに行って感じたのが、何かを作る人が集まる空間って楽しいです。

ワクワクさせられるし、惹きつけられる。

と同時に、「作品を作ることを仕事にして食っていくのって大変そうだな」とも思った。

デザインとかの作品に対してお金を払ってくれることが成立するのって不思議な感覚がある。

 

「こういうデザイン、作品作ってます。」

「いいねー、じゃあお願いしよう」

 

こんな関係でクリエイティブを仕事にできている人たちはすごいなーと思った。

そこら辺を詳しく知りたいな。

 

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